目次
- 1. 条件別オフィス内装工事費用の相場
- 2. オフィス・事務所の内装工事費用を抑えるコツ
- 3. 施工型パーテーションの活用でオフィス内装費を抑える3つのポイント
- 4. 【まとめ】オフィスの内装工事を成功させる方法
オフィスの内装工事は、企業のブランドイメージや従業員の生産性に直結する重要な投資です。
しかし、「どの程度の予算が必要か?」「費用を抑える方法は?」と悩む担当者も多いでしょう。
本記事では2025年現在の最新相場と、予算最適化の具体的なコツを解説します。オフィス内装の新設や移転、改装工事の計画段階の企業は必見です。
1. 条件別オフィス内装工事費用の相場
1-1. 物件の状態から見る内装費用
内装費用は物件の「現状」で大きく変わります。主なパターン別の相場は以下の通りです:
- 新築物件・スケルトン:全面施工が必要なため1坪あたり 25万~40万円
(電気配線・空調設備の新設を含む) - 居抜き物件:既存設備を活用できる場合1坪あたり 15万~25万円
(内装のリフォームに特化) - リニューアル工事:部分的な改修なら1坪あたり 8万~15万円
(壁紙張替え・間仕切り追加など)
※注意点:築年数が20年以上の物件は耐震改修が必要になる場合があり、追加で1坪あたり3万~5万円が目安。
1-2. 工事内容から見る内装費用
2025年トレンドを反映した主要工事の単価相場:
工事項目 | 費用目安(1坪あたり) | 詳細 |
---|---|---|
間仕切り設置 | 3万~15万円 | 可動式パーティションなら後からのレイアウト変更が容易 |
LED照明改修 | 2万~4万円 | 省エネ補助金の適用対象になるケースあり |
スマートオフィス化 | 5万~12万円 | IoTデバイス導入・配線コンセント増設など |
防音工事 | 4万~10万円 | 会議室やコールセンターで需要増 |
1-3. デザインから見る内装費用
デザイン性の追求は費用に直結します。2025年主流の3スタイル別予算:
- ミニマルデザイン:1坪あたり 5万~10万円
(無駄を削減し機能性重視) - オープンコンセプト:1坪あたり 10万~30万円
(可動式間仕切りと共有スペースのバランス設計) - プレミアムブランディング:1坪あたり 40万円~
(高級素材・カスタムメイド家具を採用)
→ トレンド:サステナブル素材(再生木材など)を使うと、デザイン性とコストバランスが良いと評価されています。
1-4. オフィスの規模から見る内装費用
規模別の総費用目安(標準的な仕様の場合):
- 小規模(20坪以下):~200万
(単価が高くなりがち) - 中規模(20~50坪):200万~
- 大規模(50坪以上):500万円~
※50坪以上の案件では「ゾーニング設計」がコスト削減の鍵。間取りをブロック分けし、工事を段階化する手法が増加中です。
2. オフィス・事務所の内装工事費用を抑えるコツ
2-1. 既存設備を活用する
空調ダクトや配線を流用すれば、工事費を最大30%削減可能。特に2025年は「既存インフラ+α」の改修が主流です。
例:照明器具の枠はそのままにLEDパネルのみ交換
2-2. 居抜き物件を選びシンプルなデザインにする
内装済み物件を活用し、間仕切りや床材のみをリフォームする手法が人気。デザインをシンプルに保つことで、デザイナー費用を10万~30万円節約できます。
2-3. 素材を工夫する
コストカットに効果的な3つの選択肢:
- 擬似素材の採用(例:木目プリント合板は天然木材の1/3の価格になるものも)
- リサイクル材の活用(補助金対象になる場合あり)
- ローカルメーカー製品(輸送費削減で素材費を15%抑制)
2-4. 補助金制度を活用する
2025年度に適用拡大中の主な制度:
- 働きやすさ向上補助金:最大500万円(防音工事・バリアフリー化など)
- ゼロエミ改修助成:CO2削減設備導入で費用の1/3を補填
2-5. 複数の業者に見積もりを依頼する
相見積もりで平均18%の費用差が判明するケースも。ただし、各社で仕様が異ならないよう、間取り図と希望条件を明確に共有することが必須です。
3. 施工型パーテーションの活用でオフィス内装費を抑える3つのポイント
ポイント1. 初期工事費を最大40%削減できる場合も
あくまで弊社実績のケースでの参考例で、LGS壁(軽鉄工事)との比較で、施工型パーテーションはコストメリットが顕著です。
工事タイプ | 費用相場(1mあたり) | 工期 | 特徴 |
---|---|---|---|
軽鉄石膏ボード壁 | 3万~5万円 | 2週間~ | 完全固定・遮音性高め |
可動式パーテーション | 1.5万~3万円 | 3日~1週間 | 再配置可能・デザイン自由度大 |
具体例:50坪オフィスで会議室3室を追加する場合
- 固定壁:約450万円(工期3週間)
- 可動式パーテーション:約270万円(工期1週間)
→ 40%のコスト削減 & 工期短縮で賃料ロスを最小化
間仕切.jpアドバイス
パーティションメーカー直販価格でのスタンダードなアルミパーテーションは、費用も抑制可能。スピード見積もりが可能です。
ポイント2. 将来の改修費を事前に排除
可動式パーテーションは「変化に対応する設計」そのものがコスト削減につながります。
よくある失敗例
- 固定壁で区画した後、1年後に部署拡張で壁を撤去 → 撤去費用+新規工事で150万円の追加支出
- 可動式なら:レール上のパネルをスライドさせるだけで無料で再配置
2025年トレンド
- リモートワークとオフィスワークを組み合わせる働き方に合わせ、オフィスの役割は「集中と交流の場」へと進化。
- フリーアドレススペースに加え、パーソナルなワークスペースから、多目的に使える大小のミーティングスペースまで、用途に合わせたパーティションで、柔軟性の高い空間設計が主流に。
コスト比較シミュレーション
年数 | 固定壁総費用 | 可動式総費用 |
---|---|---|
初年度 | 300万円 | 200万円 |
3年後 | 450万円(改修2回) | 200万円 |
5年後 | 600万円(改修4回) | 200万円 |
→ 長期運用で最大67%の差が発生
ポイント3. 間接コストまで削減できる多機能設計
最新の施工型パーテーションは、単なる仕切り以上の機能を備えています。
コスト削減機能一覧
機能 | 効果 | 年間想定削減額 |
---|---|---|
遮音材内蔵 | 防音工事不要 | 20万~50万円 |
コンセント追加 | 配線工事削減 | 10万~30万円 |
断熱加工 | 空調効率向上 | 電気代5~15%減 |
ホワイトボード一体化 | 備品購入費削減 | 5万~10万円 |
実例:IT企業A社の導入ケース
- エントランスと執務室の間仕切として、施工型パーテーションを活用しスペースの効率化
- スチールパーティションの会議室に吸音パネルを追加設置して、反響音も軽減。
間仕切.jpの強み
国内にある自社工場で徹底した商品管理や高い生産技術でパーティションを製造し、中間マージンを省いた上でお客様に納品・販売をしています。
賢いパーテーション選びが予算と機能を両立させる
- 初期費用削減:固定壁比で40%ダウン
- 将来コスト予防:レイアウト変更を無料化
- 多機能で間接費抑制:防音・配線・空調費を一挙解決
施工型パーテーションは、単なるコスト削減ツールではなく、働き方改革を支えるインフラです。最新機能を活用し、投資効果を最大化しましょう。
4. 【まとめ】オフィスの内装工事を成功させる方法
内装工事の費用最適化には、「現状分析×戦略的予算配分」が不可欠です。特に重要なのは:
- 3社以上の詳細見積もり比較
- 補助金・既存設備活用による隠れコスト削減
- 拡張性を考慮した設計(例:将来のレイアウト変更を見越した可動式間仕切り)
「具体的なプランが決まっていない」「急ぎの相談がしたい」という場合は、間仕切.jpの無料相談フォームをご利用ください。経験豊富なアドバイザーが、予算・スケジュール・デザインのバランスを考慮したプランをご提案します。

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