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 観葉植物やフェイクグリーンの色には、オフィスの雰囲気を和らげてリラックスしやすい空間を作る効果があることをご存じですか。

殺伐としがちなオフィスですが、印象や雰囲気を整えるためにも、近年では多くの企業がオフィスグリーンを取り入れた環境作りを行っています。

本記事では、オフィスグリーンを導入するメリットやその選び方、導入時の注意事項などを解説します。オフィスグリーンの導入例も紹介するので、本記事を読んでオフィスグリーンを取り入れる際の参考にしましょう。

1.オフィスグリーンのメリット

オフィスに観葉植物やフェイクグリーンなどを取り入れると、さまざまなメリットがあります。ここではオフィスグリーンを導入する主なメリットを4つ紹介します。

リラックス効果が期待できる

オフィスグリーンを取り入れるメリットの一つは、仕事中でもリラックス効果が期待できることです。

人は五感の中でも、視覚から得る情報は特に影響を受けやすいです。私たちの目が「緑色」と把握している色は、可視光線の中でほぼ中心に位置しており、他の色に比べて目への負担が少なく容易に知覚できます。また心を落ち着かせる効果もあるのが特徴です。

そのためオフィスグリーンの「緑色」が視界に入ると、精神的な安定を示すアルファ脳波が増加し、血圧の低下や心拍数の安定、筋肉の緊張を和らげるなどの効果が期待できます。社員が長時間のデスクワークで疲れた時にオフィスグリーンを眺めると、リラックスしたり仕事のストレスが軽減しやすくなったりするでしょう。

また国土交通省が発表した調査によると、人の視界に占める緑の割合を指す「緑視率」が高まるほど、安らぎを感じやすくなると報告されています(※)。一般的に、オフィスや学習環境などで集中力を高めたい場合は、10〜15%程度の緑視率を保つと良いでしょう。

※参考:国土交通省.「都市の緑量と心理的効果の相関関係の社会実験調査について」.(参照 2005-08-12)

空気を浄化できる

オフィスに観葉植物を取り入れると、空気が浄化されるのもメリットです。

観葉植物には、空気中の有害な物質を吸収したり分解したりする力があります。また植物が光合成をする際に、空気中の二酸化炭素を吸収して酸素を作り出すので、空気の入れ替えが難しいオフィスの二酸化炭素濃度を減らし、きれいな空気を保ちやすいでしょう。

さらに植物には空気中の湿度を調節する「調湿作用」が備わっているのも特徴です。植物が部屋の湿度を適切に保つよう作用するので、室内の空気の乾燥を防ぎ、快適なオフィス環境へと導いてくれるでしょう。

社内のコミュニケーション促進につながる

オフィスグリーンには、社員同士のコミュニケーションを促進する効果も期待できます。

オフィスグリーンがあると、前述の通りリラックス効果を感じやすく、業務のプレッシャーや緊張感を和らげてくれます。リラックスした状態で社員同士がコミュニケーションを取ると良い循環が生まれやすく、さらなるコミュニケーションの促進や、作業効率のアップにつながる可能性が高いです。

企業イメージの向上につながる

オフィスグリーンがあるとオフィス空間が明るくなり、企業のイメージ向上に寄与します。

本来オフィスは「仕事をする場所」なので、無機質な空間になりがちです。しかし、オフィスグリーンが効果的に配置されていると印象が和らぎ、企業のイメージが向上したり、来訪者から好印象を持たれたりするオフィスになるでしょう。季節に合わせたオフィスグリーン選びを行うと空間のデザイン性も上がり、おしゃれな雰囲気を演出できるのでおすすめです。

2.オフィスグリーンの選び方

オフィスグリーンの導入は、オフィスに合わせた植物を選ぶ必要があります。ここではオフィスグリーンの選び方のこつをいくつか紹介します。

本物かフェイクか選択する

オフィスグリーンには、生きている「観葉植物」とプラスチックなどで作られた「フェイクグリーン」の2つの選択肢があります。

観葉植物を選ぶメリットは、前述の通りオフィスの空気浄化や乾燥防止などです。しかし観葉植物は生きているため、水やりや植え替えなど日々のメンテナンスが必要です。また観葉植物をオフィス内に置くことを禁止している建物もあるので事前に確認しておきましょう。

観葉植物を置くのが難しければ、フェイクグリーンもおすすめです。フェイクグリーンは日々のメンテナンスが簡単で、手軽に取り入れられます。植物が枯れたり虫が発生したりする心配がなく、長い期間美しい状態を楽しめるのも魅力です。また、フェイクグリーンにはパーテーションと一体化したデザイン性の高い物や、壁全体をフェイクグリーンで覆ったウォールグリーンなどもあります。オフィスに合わせたサイズや形、デザインが選びやすいのもフェイクグリーンの特徴です。

オフィスで育てやすい植物を選ぶ

オフィスに観葉植物を導入する際は、育てやすい種類を選ぶことも大切です。

水やりの頻度が少なく、葉が落ちにくい植物や暑さ・寒さに強い品種を選ぶと毎日のメンテナンスがしやすいでしょう。オフィスに窓が少ない場合は、日陰でも育ちやすい植物を選ぶことも大切です。

観葉植物には、定期的な植え替えが必要になるほど成長が早く、大きく育ちやすい品種もあります。そのため、オフィスのスペースが限られている場合は、この点にも注意して観葉植物を選ぶようにしましょう。

オフィスグリーンにおすすめの植物

オフィスに大型の観葉植物を置くなら、育てやすい以下の5種類がおすすめです。

・パキラ:
幅広い年代から人気があり、育てやすさが魅力です。優しい雰囲気を演出できるので、リラックス効果を高めてくれるでしょう。

・ゴムの木:
大きくて艶のある葉が特徴的な観葉植物です。落ち着いた雰囲気があり、硬派で重厚感のあるオフィスにもなじみます。

・ドラセナ・グローカル:
ドラセナの中でも、グローカルは濃い緑色で艶のある葉が多い品種です。スリムでも存在感があるので、オフィスの中でパーテーションのような間仕切りにも活用できます。

・オーガスタ:
幹がなく、大きく艶のある葉が交互に広がっているのが特徴です。上にも横にも大きく広がり存在感があるため、オフィスの受付やエントランス、応接室などのスペースにおすすめです。

・セフリジー:
ヤシの仲間なので、風通しの良い涼しげな細い葉が特徴です。モダンなインテリアやオフィスにもなじみやすく、リゾート風の見た目がリラックス効果を高めてくれます。

オフィスに植物を置く場所がない場合は、デスクや棚の上に置ける小型の物もおすすめです。以下の4つの植物は、狭いオフィスでも比較的育てやすいでしょう。

・ポトス:
手間がかからず、初心者でも手入れしやすいのが特徴です。棚の上などに置くと、つるが垂れるように成長しておしゃれに見えます。

・アルテシマ:
インテリア性が高く、鮮やかな緑色の葉と黄色で縁取られたような葉の美しい色合いが特徴です。暖かい場所を好むので、窓際のデスクなどにも置きやすいでしょう。

・テーブルヤシ:
ヤシの仲間で、丈夫で育てやすいのが特徴です。小さな花を咲かせることもあるので、季節感を楽しめるのも良いでしょう。

・サンスベリア・ハニー:
サンスベリアは多肉植物の一種で、乾燥に強いのが特徴です。水やりの頻度が少ないので育てやすく、オフィス環境に向いています。

3.オフィスグリーン導入時の注意点

オフィスグリーンを導入する際は、メンテナンスやオフィスの動線など以下の点にも注意しましょう。

メンテナンスの担当者を決めておく

オフィスに観葉植物を導入する場合、メンテナンスの担当者をあらかじめ決めておくとスムーズです。

中小企業なら、社員が持ち回りで水やりや清掃などを行っても良いでしょう。しかし、大企業だと社員の数も多く担当者が決めにくいため、外部の委託サービスを活用するのもおすすめです。

フェイクグリーンについても定期的にほこりを掃除する必要があるので、メンテナンスの日や担当者を決めておくと、きれいな状態を保ちやすくなります。

メンテナンスにかかる費用を考慮する

観葉植物を導入する際は、メンテナンスにかかる費用も検討しておきましょう。

観葉植物には、購入・レンタルの2つの選択肢があります。観葉植物を企業が購入すると、日々の水やりや定期的な植え替えなどのメンテナンス費用が発生します。植物をレンタルした場合も、同じく業者による定期的なメンテナンス費用が発生するでしょう。

どちらを選択してもメンテナンス費用が発生するため、企業の予算に合わせて選ぶことが大切です。

動線を考慮する

オフィスグリーンを導入する際は、社員の動線を考慮した配置計画を立てましょう。

特にオフィスに大きな鉢植えなどを置く場合は、社員の仕事の動線を邪魔しないようにしましょう。ロッカーや棚の近くに大きなオフィスグリーンを置くと邪魔になり、業務効率が落ちてしまう可能性もあるので注意が必要です。

また水やりや掃除など、メンテナンス時の動線も考慮して場所を選ぶことも大切です。

4.オフィスグリーンの導入例

ここではアイピック株式会社ライブオフィスへのオフィスグリーンの導入例を紹介します。オフィスグリーンをどのように取り入れるか迷っている方は、ぜひ参考にしましょう。

・オフィスのミーティングルームの壁にウォールグリーンを配置する:
壁の中央から植物が生えているかのようなウォールグリーンを配置すると、スタイリッシュでおしゃれな空間になります。

・カフェカウンターに鉢植えの植物を置く:
小さい鉢植えは必要に応じて動かしやすく、水やりや植え替えなどのメンテナンスも容易です。

・リフレッシュルームの壁の一部にフェイクグリーンを配置してアクセントに:
オフィスの壁一面をフェイクグリーンにすると、インテリアのアクセントにもなります。また、リフレッシュルーム内の緑色の割合を大きくすることで、リラックス効果をより高めることも期待できます。

・フィットネススペースの床をグリーンに:
オフィス内のフィットネススペースの床を人工芝にすると、まるで屋外で運動しているかのような開放感を味わえるでしょう。

・間仕切り代わりに大きな鉢を置く:
大きめの鉢植えを活用して空間を仕切ると、オープンで自然な雰囲気を保ちやすくなります。また、鉢のデザインや色にもこだわると、オフィスのアクセントになりおしゃれです。

造花・人工観葉植物でオフィス緑化

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5.まとめ

オフィスグリーンを取り入れると、社員のストレス軽減やコミュニケーションの活性化、企業イメージの向上など、さまざまな効果が期待できます。導入費用やメンテナンスのしやすさを考え、観葉植物とフェイクグリーンのうちオフィスに合った物を選ぶようにしましょう。

間仕切.jpでは、オフィスグリーンの導入を検討している方に向けて、パーティションに合わせたフェイクグリーンの運用事例などを紹介しています。「パーテーションと同時にオフィスグリーンを取り入れたい」や「こんなオフィスで働いてみたい」などの質問にも、パーティションの専門知識が豊富なスタッフがお答えします。これからパーテーションの導入を検討している方やオフィスグリーンを検討している方は、ぜひ間仕切.jpまでお問い合わせください。

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