標準的な単層ガラスの間仕切りでは、防音性能は比較的低めであり、通常20〜25dB程度の遮音効果が期待できます。これは、軽い会話の音がうっすら聞こえるレベルです。しかし、遮音性能を高めたい場合には、厚みのあるガラス（8mm以上）や複層ガラス、合わせガラス（ラミネートガラス）を使用することで、30dB〜40dB程度の遮音効果を得ることが可能です。また、フレーム部分の気密性を高めたり、パッキン材を使用したりすることで、さらに遮音性を向上させることができます。完全な防音を求める場合は、スチールパーティションや防音パネルとの併用も検討すると良いでしょう。