パーティションによるゾーニングでは、業務内容に応じたスペース配分と動線計画が重要です。遮音性を高めたい会議室や個人ブースは外周部に配置し、開放的なコラボレーションエリアは中央部に設けるのが効果的です。また、避難経路や空調・照明設備との干渉を避けるため、設計段階でインフラとの整合性を確認する必要があります。さらに、視覚的にもゾーニングを明確にするために、パネルの色や素材で区別する工夫も有効です。レイアウト変更を見越した可動式の選定も一つの手段です。