はい、建築基準法においてパーティション設置には一定の規制があります。たとえば、天井まで到達するフルハイトパーティションや大規模な空間区分の場合は、防火区画や避難経路に関する制約を受けることがあります。特に防火区画を分断する場合には、防火設備(防火扉など)を設けたり、耐火性能を持つパネルを使用する必要があります。また、建物の用途や規模によっては、建築確認申請が必要になるケースもあります。オフィスビル内の通常の内装工事であれば、比較的規制は緩やかですが、法令違反を防ぐためにも、設計段階から建築士や施工業者と密に連携し、必要な届出・手続きを確認することが重要です。