間仕切りの設置に必要な条件として、主に天井高、床の状態、固定箇所の構造が挙げられます。天井の高さは通常2,400mm〜2,700mm前後が多くの間仕切りメーカーで標準対応していますが、それを超える場合には特注対応や補強が必要となることがあります。また、床がフラットで水平であることも重要で、カーペットやOAフロアの上に設置する際にはアジャスターやアンカーによる調整が必要になることがあります。壁や天井がコンクリート、軽量鉄骨、石膏ボードなどどのような素材かによっても取付方法が変わるため、事前に施工業者による現地調査を行うことが理想的です。特に防音性や耐震性を求める場合には、構造への固定が可能かの確認が必須です。