音楽スタジオでは、遮音性能と吸音性能を兼ね備えた間仕切りが必要です。遮音性を確保するためには、パネル内部に高密度の吸音材(ロックウールやグラスウールなど)を充填したスチールパネルや、多層構造の間仕切りが効果的です。また、反響音を抑えるために表面には吸音性のある布張りやパンチング加工パネルを使うことも推奨されます。床や天井との隙間を防ぐ施工、さらに防音ドアの採用も重要です。設計段階から専門業者と連携し、音響計画を組み込むことで高品質な音空間が実現します。