音漏れを防ぎたい場合は、密閉性の高いフルハイトパーティションに加え、防音ドアや吸音材入りパネルを採用した構造が効果的です。壁パネル内部にグラスウールなどの吸音層を設けた多層構造の製品は、30〜45dB程度の遮音性能があり、会話や会議音の外部漏洩を抑えることができます。また、床や天井との隙間を防音ゴムやシール材で処理し、ドア周辺の隙間にもパッキンを施すことで、さらなる防音効果が得られます。音環境への配慮が求められる施設では、設計段階から音響対策を重視することが重要です。