今でも昨日のことように思い出す、駆け出し営業時代
初めて担当したお客様とのエピソードです。そのお客様は、パーティションの施工を請け負う自営業の方。「材料を販売してもらえたら、自分で工事するよ」と仰るので、まずはお客様と共に施主様の元へ。
しかしそこは、空間レイアウトが複雑で、収まりが非常に厳しい現場。当時の私は経験値ゼロ、自信のかけらもない駆け出し営業でしたので、思わず「難しいですね」と言ってしまったのです。
ところが、難色を示す私を諭すかのように「こうすれば、できるだろ?」と、お客様も譲らない。経験値が高く、引き出しを多く持っている方の言葉には説得力があります。半ば、お客様に押されるかたちでお受けすることにしました。
「NOと言わない」。その大切さをお客様から学ぶ
現場の寸法を測り、設計班に作図を依頼。その後、製造部門に部材をオーダーしたのですが、その際に製造スタッフから「こんな複雑な仕様を発注をするのはお前だけだ」とこぼされたのを覚えています。
施工現場では「本当に大丈夫なのか」と疑心を抱く私の目の前で着々と工事は進み、最終的にはきれいに収まったのです。お客様の見事な職人技に感銘を受けたと同時に「いかに厳しい現場でも、必ず解決策はある。簡単にNOと言ってはいけない」という、大切なことを学ばさせて頂きました。
それ以来、難しいリクエストに直面するたび「どんな方法でお応えするか?」と考え、実践を繰り返すことで、自信と経験値を養ってきたように思います。
製造メーカーの「カスタマイズ性」とヒューマンサービスの「柔軟性」で応えます
時は経ち、今では営業部部長という責任ある立場。
私が考えるプロフェッショナルとは?ひとつには『お客様の課題を解決する』ということ。
例えば、オフィスに会議室を作りたいというご依頼を下さるご依頼主様には、「円滑なコミュニケーションで事業の活性化を図りたい。」とか、「洗練された内装で従業員満足向上、人材定着促進」など、運営課題があるはずです。
ただ設置してお引渡し、ということではなく、『運用』までを見据えるからこそ、「頼りになる専門業者」「信頼のおける担当者」と、ご期待を寄せていいただくことに繋がるのだと自負しております。
そういう意味でも、間仕切.jp独自の施工型パーテーションの強みは、製造メーカーを背景とした「カスタマイズ性(=最適化)」とヒューマンサービスの「柔軟性」にあると考えています。
皆様の『間仕切り.jp』へのお問い合わせをお待ちしております。