目次
- 1. オフィス移転で内装間仕切りが重要な理由
- 2. アルミパーティションの特徴
- 3. アルミパーティションの有用性
- 4. アルミパーテーションの活用事例
- 5. アルミパーティション選びのポイント
- 6. アルミパーティションの価格と工事費用
- 7. アルミパーティションの構造
- 8. パーティション内装工事の流れ
- 9. まとめ
オフィス移転を検討している企業の担当者にとって、新しいオフィス環境の設計は重要な課題です。
特に、従業員の働きやすさや生産性を向上させるためには、内装レイアウトの最適化が欠かせません。施工型パーティション製品による間仕切りの中でも、アルミパーティションを活用したオフィス創りは、柔軟性と機能性を兼ね備えたソリューションとして注目されています。
本記事では、アルミパーティションの特徴やメリット、価格、工事費用、構造、おしゃれなデザイン事例などを詳しく解説し、オフィス移転時の内装工事に役立つ情報を提供します。
1. オフィス移転で内装間仕切りが重要な理由
オフィス移転時に内装レイアウトを検討するは、以下のようなポイントが挙げられます。
1-1. スペースの有効活用
新しいオフィスでは、限られたスペースを最大限に活用する必要があります。パーティションを使用することで、オープンスペースを効率的に区切り、各部署やチームごとに専用のエリアを確保できます。
1-2. プライバシーと秘匿性の確保
オープンオフィスはコミュニケーションを促進しますが、一方でプライバシーが不足しがちです。パーティションを設置することで、従業員が集中して作業できる環境を整えることができます。
1-3. コストパフォーマンス
内装工事において、パーテーションは比較的低コストで導入可能です。さらに、将来的にレイアウト変更が必要になった場合も、簡単に移動や再配置ができるため、長期的なコスト削減につながります。
1-4. オフィスデザインがもたらす内外への効果
パーティションは、オフィスのデザイン性を高める要素としても活用できます。素材や色を選ぶことで、企業のブランドイメージに合った空間を演出できます。企業の信頼性や期待値にも貢献します。
また、快適なオフィス環境を実現することで、従業員の働く環境の満足度向上はスタッフの定着率、求人応募者の増加にも関係してきます。
2. アルミパーティションの特徴

アルミパーティションは、オフィス内装工事において最も代表的なパーティションの一つです。その特徴を以下に詳しく説明します。
2-1. 軽量で耐久性が高い
アルミニウムは軽量でありながら強度が高い素材です。そのため、アルミパーティションは取り扱いが容易で、長期間使用しても変形や劣化が少ないという特徴があります。
2-2. デザインの自由度が高い
アルミパーティションは、シンプルでモダンなデザイン性にも特徴があります。さらに、ガラスや木材など他の素材と組み合わせることで、多様なデザインを実現できます。これにより、オフィスの雰囲気に合わせたカスタマイズが可能です。
2-3. 遮音性と採光性のバランスが良い
アルミパーテーションは、吸音材やガラスパネルと組み合わせることで、遮音性と採光性を両立できます。これにより、プライバシーを保ちつつ、明るく開放的な空間を維持できます。
2-4. 環境に優しい
アルミニウムはリサイクル可能な素材であり、環境負荷が低いというメリットがあります。サステナビリティを重視する企業にとって、アルミパーティションは最適な選択肢です。
3. アルミパーティションの有用性

アルミパーティションは、オフィス移転時の内装工事において、以下のような有用性を発揮します。
3-1. レイアウト変更の柔軟性
アルミパーティションは、簡単に移動や再配置が可能です。これにより、オフィスのレイアウト変更が必要になった場合でも、迅速に対応できます。例えば、チーム編成の変更やプロジェクトごとのスペース確保に柔軟に対応できます。
3-2. コスト削減
アルミパーティションは、従来の造作壁工事に比べてコストが抑えられます。さらに、パーティションは移設もできます。 オフィス移転やレイアウト変更の際に、家具を移動させるように、パーティションも解体再組み立てしての移設が可能です。
多くの部材は移設に利用できますが、パーティションの壁側や端部で使用されていた加工パネルは移設できないこともあります。ビス外しやクロス剥がしなどが必要で、移設が困難な場合や部材もあります。また、パーテーション工事には、法令やビル側の規制、また移設先の床や天井などの状態も考慮されます。
それでもLGS工法など設置後は移設は不可能な造作壁に比べれば、リユースできるケースは圧倒的に多く、費用も抑えることができ、長期的なコスト削減、環境配慮にも繋がります。
3-3. 従業員の生産性向上
アルミパーテーションを活用することで、従業員が集中して作業できる環境を整えることができます。特に、オープンオフィスでは、パーテーションによって適度なプライバシーを確保することが重要です。
3-4. 企業イメージの向上にも貢献
アルミパーテーションは、デザイン性が高く、オフィスの印象を大きく左右します。企業のブランドイメージに合ったデザインを選ぶことで、来訪者や従業員に対して好印象を与えることができます。
4. アルミパーテーションの活用事例
アルミパーテーションは、さまざまな業種や規模のオフィスで活用されています。以下に、具体的な活用事例を紹介します。
4-1. オープンオフィスでの活用
オープンオフィスでは、アルミパーテーションを活用して、各チームごとに専用のエリアを確保できます。これにより、コミュニケーションを促進しつつ、適度なプライバシーを維持できます。
4-2. 会議室や応接室など個室の設置
アルミパーテーションを使用して、会議室や個室を簡単に作成できます。特に、ガラスパネルを組み合わせることで、明るく開放的な空間を実現できます。
4-3. 受付・エントランスやロビーの間仕切壁
アルミパーティションは、受付やロビーのデザインにも活用できます。企業のブランドイメージに合ったデザインを選ぶことで、来訪者に対して好印象を与えることができます。
5. アルミパーティション選びのポイント
アルミパーティションを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。
5-1. カラーとデザイン
アルミパーティションには、さまざまなカラーやデザインがあります。ホワイトやブラックの他、カラーバリエーションや木調などの柄など、オフィスの雰囲気や用途、企業のブランディングを考慮して、イメージする希望や好みのデザインで仕上げることができます。
5-2. 遮音性と採光性
パーテーションの遮音性と採光性は、オフィスの快適性に直結します。特に、ガラスパネルや遮音性を高める吸音パネルを組み合わせることで、両方をバランスよく実現できます。
5-3. 予算とコストパフォーマンス
アルミパーティションは、施工型パーティション製品の中ではスタンダードな位置づけとなりますので、スチールパーティションやガラスパーティションよりはリーズナブルです。パネル1枚当たりの単価は10,000~20,000円程度となりますが、設置には設計・施工・搬入出費用が別途必要となります。予算に応じて最適な製品を選ぶことが重要で、長期的なコストパフォーマンスも考慮しましょう。
5-4. 設置や施工性の柔軟性
事業の拡大に伴う人員増など、将来的にレイアウト変更が必要になる可能性を考慮し、設置や移動が容易な製品を選ぶことが重要です。

6. アルミパーティションの価格と工事費用
アルミパーティションの価格は、素材やデザイン、サイズによって異なります。一般的には、1平方メートルあたり込々で数万円程度が相場です。工事費用については、設置場所や工事と部材搬入の難易度、施工職人の人員によって変動しますが、比較的低コストで導入できる点が魅力です。
7. アルミパーティションの構造
アルミパーティションは、フレーム部分がアルミ製のパーテーションです。フレームは軽量で強度が高く、パネル部分は、ブロックタイプやガラスタイプ、スチールタイプ、オープンタイプなど多様な素材を選ぶことができます。これにより、オフィスのデザインや用途に合わせたカスタマイズが可能です。
芯材にはペーパーコアと呼ばれる紙材が使用されており、軽量で施工しやすい特徴があります。ペーパーコアとは、通常、ペーパーハニカムコアのことをいい、リボン状のクラフト紙を糊付けした構造となっている芯材両面にパーティションのパネル面材を貼り付け、保温性、強度、剛性を備えたものになりますが、スチールパーティションの構造に比べれば、遮音性や断熱性は低い傾向があります。が、前途のようにパネルに吸音材を組み合わせることによって、性能を補うことが可能で、インテリアのように魅せることも可能です。
8. パーティション内装工事の流れ
パーティション内装工事の流れは、以下の通りです。
- 計画・設計: オフィスのレイアウトや用途のご希望に合わせて、パーティションの配置やデザインを決定します。
- 見積もり: パーテーションの価格や工事費用を確認し、予算を立てます。
- 設置工事: 専門業者がパーテーションを設置します。工事期間は、規模によって異なりますが、比較的短期間で完了します。
- 完了・検収: 工事が完了したら、品質やデザインを確認し、問題がなければ検収します。
9. まとめ
オフィス移転時に内装間仕切りを検討する際、アルミパーティションは「柔軟性」と「機能性」を兼ね備えた、理想に対してコストバランスも考慮すると『丁度良い』、『充分』な空間の間仕切りのソリューションです。
軽量で耐久性が高く、デザイン性にも優れたアルミパーティションは、オフィスのスペースを最大限に活用し、従業員の働きやすさを向上させます。さらに、コストパフォーマンスが高く、環境にも優しい点も大きなメリットです。
オフィス移転を成功させるためには、内装工事の計画段階から、施工型パーティションをベースとしたオフィス創り、特にアルミパーティションの活用を検討することをお勧めします。そして、より秘匿性やデザイン性に拘りたい場所には他の施工方法も比較検討してみてはいかがでしょうか。これにより、希望(=長期的なオフィスの改変も視野に)と費用のバランスが考慮された、新しいオフィス環境が従業員の生産性と満足度を高め、企業の成長を後押しすることでしょう。
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