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 病院やクリニックにおいて、「確かな診療技術」や「専門性」はもちろん重要ですが、同時に「外観の印象的なデザイン」や「衛生面」「クリーンな佇まい」も患者様にとって重要な評価ポイントとなります。これらの要素は、患者様に選ばれるための大きな要因となり、集患にも直接的に影響を及ぼします。

実際に来院された患者様がどのような印象を受け、今後も継続して通院しようと考えるかどうかは、内装デザインが大きく関与しています。内装が患者様に安心感や信頼感を与えることで、継続的な通院を促進することができるのです。

そのため、病院やクリニックの診療科別クリニックの内装間仕切りには、デザイン性と機能性を兼ね備えたものである必要があります。ローコストかつ短納期で提供できるパーティションは、デザインと機能を兼ね備えた施工方法として、間仕切.jpでも多くのお問い合わせと工事を承っております。

診療科ごとに求められる内装デザインのポイントは異なり、それぞれの診療科に最適なデザインのポイントがあります。患者様に安心感を与える空間を作り出すことが、設計者にも求められます。

1.内科クリニックの内装の間仕切りはバリアフリーと導線を重視

 内科の内装設計においては、落ち着いた色調と自然光を活かした明るい空間づくりが基本となります。

患者様がリラックスできる環境を提供しながら、診療室と処置室を近接させることで、効率的な診療を実現し、回転率を上げる内装が一般的です。

待合室には、快適な座り心地の家具を配置し、患者様がリラックスできる環境を整えます。また、診察室ではプライバシーを確保し、患者様が安心して医師と対話できる空間を提供することが重要です。

内科には高齢者の患者様も多いため、バリアフリー対応が必須です。例えば、受付に設けたニッチを手すりとして活用することで、スムーズな動線を確保します。また、診察室にはスライドドアを採用し、容易に開閉できる設計とすることで、待合室との距離を短縮し、患者様の流れをスムーズにします。

こうした細部への配慮が、患者様にとって安心・快適な環境を提供し、信頼される内科クリニックの実現につながります。

2.整形外科の内装の間仕切りは、待合スペースと通路設計を注視

 整形外科の内装は、患者様が歩行補助具を使用していても移動しやすいように、バリアフリー環境の整備や広めの通路が非常に重要です。

これにより、院内を安全かつ快適に移動できる環境が整います。

診察室では、診察台や画像診断機器が効率的に配置されることが求められます。スペースの有効活用と動線の確保により、診療がスムーズに進行できるように設計することが大切です。また、手術室やリハビリテーションエリアでは、抗菌部材を使用した間仕切りを採用することで、安全性と衛生面を強化し、患者様が安心して治療を受けられる環境を提供します。

3.デンタルクリニック(歯科)の内装の間仕切りは、コンパクトに複数患者を診れるレイアウトを重視 

 歯科クリニックのレイアウトにおいては、コンパクトかつ効率的な設計が求められ、複数の患者様が同時に診察を受けられるアクセス設計が特に重要です。

患者様の動線を考慮しながら、診療の流れをスムーズにするための配置が鍵となります。

内装デザインは、明るく清潔でありながら落ち着いた色調が特徴で、「寛げる待合室」を備えた歯科クリニックは、モダンな治療法を連想させ、患者様からの信頼を集める傾向にあります。診療室内は、清潔さを維持しやすい設計が施され、歯科用器具や治療用チェアが機能的に配置されています。

さらに、歯科衛生士や歯科助手がスムーズに業務を行えるように、効率的なレイアウトも考慮されています。診療室内には、X線撮影装置や歯科用モニターが設置されており、患者様に治療内容をわかりやすく説明するためのビジュアルツールも積極的に活用されています。これにより、患者様に安心感を与え、信頼される治療環境を提供することができます。

4.小児科の内装の間仕切りは、子供が安心感する空間デザインを重視 

 小児科の内装設計においては、明るくカラフルな色調や可愛らしいデザインの壁紙、トイレブースを用意することで、子どもたちの診察への抵抗感を和らげることが重要です。

また、待合室にはキッズスペースを設け、子どもたちが遊びながらリラックスできる環境を提供しましょう。

診察室も、子どもが安心して受診できる雰囲気を重視し、医師や看護師が子どもたちと円滑にコミュニケーションを取れる環境を整えることが求められます。

さらに、同伴する保護者が安心して子どもを連れて移動できるよう、ベビーカーでも通行しやすい広い動線やスペースを確保することも、クリニックの評判を高めるポイントです。これにより、子どもたちと保護者の両方にとって快適で信頼されるクリニックを実現できます。

5.理美容系(自由診療)のクリニックの内装の間仕切りは、個性とプライベート感を重視

 理容室・美容室やエステサロン・ネイルサロンなどの美容系クリニックは、モダンなデザインや落ち着いたカラーを採用し、快適な待合スペースを設けたりと、ホスピタリティを重要視した設計が求められます。

専門的な美容機器や施術器具が配置された専用スペースを設けることも多く、クリニックの専門性や高品質なサービスを印象付けることができます。

美容クリニックには、美意識の高い顧客層が訪れるため、内装には特にこだわりが必要です。

特徴的な空間設計にパウダールームがあります。パウダールームはとくに充実させ、プライバシーへの配慮を徹底することが顧客満足度を高めるポイントとなります。施術前にお化粧を落とす必要があるクリニックでは、施術後にお化粧直しを行うための空間が充実していることが重要です。これにより、顧客が安心して治療を受けた後に、整った状態でクリニックを後にすることができます。

また、適度な高級感を演出することも重要ですが、美容クリニックでは特にプライバシーの確保や、患者同士の視線が交差しないような設計が求められます。顧客のコンプレックスに配慮し、他の顧客に会話を聞かれることを避けたい方のために、個室や遮音設計を取り入れることが、他院との差別化にもつながります。これにより、顧客はリラックスしてサービスを受けられる環境が整い、クリニックの評価向上に寄与するでしょう。

最後に、自由診療に関しては、すべての治療費が患者様の負担となるため、クリニックとしては、その価値を感じてもらえるようなサービスと空間づくりが欠かせません。

6.パーティションで患者様・お客様に選ばれるクリニックの内装の間仕切り

 各診療科によって内装の間仕切りで重視するはポイントは異なりますが、共通して重要視される要素は「患者様の快適性」と「医療スタッフの効率性」です。

清潔感や落ち着いた雰囲気、そしてプライバシーの確保は、患者様の信頼を得るために欠かせない要素であり、病院やクリニックの内装設計において大切にされるべきポイントです。

それと同時に、医療スタッフが円滑に業務を行えるよう、機能的な設備や効率的なレイアウトの整備も非常に重要です。これらの要素をバランスよく取り入れることで、各診療科の特性に応じた最適な内装デザインが実現されます。

パーティションは可変性に優れた間仕切り方法で、低コストでスピーディーな施工が可能なため、病院やクリニックの動線設計やレイアウト変更も容易に行うことができます。さらに、抗菌仕様やバリアフリー対応といった機能性も備えており、患者様が快適に過ごせる空間を提供します。

ぜひ、導入をご検討ください。

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