目次
- 1. パーティション・間仕切りの施工事例を見るポイント
- 2. パーティション?パーテーション?どちらが正しいの?
- 3.パーティションの種類について
- 4. まとめ|パーティション選びがオフィスの価値を変える
オフィス空間は、働く人々の生産性や快適性に大きな影響を与える環境です。そんな中、限られた空間を効率的に使い、プライバシーを確保しながら、働きやすいレイアウトを実現するために欠かせないのが「パーティション(間仕切り)」です。
パーティションは単なる空間の仕切りではなく、「視線」「音」「空気」「光」などの環境要素をコントロールし、機能性とコストパフォーマンスを高める重要な内装要素です。この記事では、パーティション工事を検討する企業の担当者様や設計事務所・施工会社の方々に向けて、「どのように最適なパーティションを選べばよいのか」を施工事例や基礎知識と共に詳しく解説します。
1. パーティション・間仕切りの施工事例を見るポイント
実際の使用イメージを持つことの重要性
オフィス内装のプランニングにおいて、最も参考になるのは「実際に施工された事例」です。パーティションと一言で言っても、使用する素材、デザイン、遮音性、可動性などは多種多様。施工事例を比較することで、「自社に適した間仕切りとはどんなものか」を具体的にイメージできます。
例えば、以下のような視点で施工事例を見ることをおすすめします。
- ・どのような業種のオフィスか
- ・エントランス、会議室、応接室、執務エリアなど、スペース別にどのようなパーティションが使われているか
- ・デザイン性(カラー、素材、ガラスの有無など)
- ・遮音性能の有無(会議室や面談スペースなど)
- ・可動式か固定式か(将来的なレイアウト変更に対応するか)
間仕切.jpの豊富な内装施工事例
パーティションメーカーアイピック株式会社が運営する間仕切.jpでは、実際のオフィスや施設のパーティション施工事例が多数掲載されています。
https://majikiri.jp/achievements
たとえば、
- 【商社】デザイン×機能」、ブラックフレームのガラスパーテーションで洗練されたオフィス空間を
- 【クリニック事例】新規開院眼科の間仕切り工事
- 【倉庫併設オフィス】ファクトリーブースで倉庫の職場環境を改善
東京都千代田の本社ライブオフィス併設のパーティションショールームでは、実際の働く様子とともに、モデルルームや間仕切りをご覧くいただけます。
業種・目的別に施工事例を閲覧することができ、自社の計画と照らし合わせながら検討が可能です。

アイピックのパーティションショールーム(東京都千代田区岩本町3-8-16 NMF神田岩本町ビル6F)、見学予約は0120-020-720まで!
2. パーティション?パーテーション?どちらが正しいの?
「パーティション」「パーテーション」――この2つの表記を見かけて、どちらが正しいのか疑問に思った方も多いのではないでしょうか?
正しい表記は?
どちらも日本では日常的に使用されていますが、建築・内装業界では「パーティション(Partition)」が正しい英語表記に基づいた名称です。
一方で、「パーテーション」は読みやすさや語感から一般消費者の間で広く用いられる表記となっており、検索ボリュームとしても「パーテーション」が上回ることがあります。
間仕切.jpでは、JIS(日本工業規格)や建築専門誌に倣い、パーティションを正式に使っております。
3.パーティションの種類について
種類と特徴を知って選ぶ
パーティションにはさまざまなタイプが存在し、それぞれに適した用途や特長があります。ここでは代表的な種類を紹介し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
1. 固定式パーティション

特徴:床と天井に固定される構造で、高い遮音性・耐久性があります。法的に「建築物」とみなされることもあり、しっかりとした施工が必要です。アルミパーティション、スチールパーティション、ガラスパーティションなどがあります。
主な用途:会議室、社長室、応接室など
メリット:
- 遮音・遮光性に優れる
- 高級感のある内装に向く
デメリット:
- 移動・変更が困難
- 建築確認が必要になる場合もある
2. 可動式パーティション(移動間仕切り)

特徴:スライディングウォールなど、床や天井にレールを設けて、自由に開閉・移動できるタイプ。レイアウト変更に柔軟に対応可能です。
主な用途:多目的会議室、研修スペースなど
メリット:
- 柔軟な使い方ができる
- コストパフォーマンスが高い
デメリット:
- 遮音性や密閉性は固定式に劣る
3. ローパーティション(自立型)

特徴:天井まで達しない背の低い仕切り。デスク周りの視線を遮る程度で、設置・移動が簡単です。
主な用途:フリーアドレスオフィス、受付回りなど
メリット:
- 簡単に設置でき、工事不要
- レイアウト変更が容易
デメリット:
- 遮音性・視線の遮断性は限定的
主要なパーティション
1. アルミパーティション

特徴:アルミパーテーションは、軽量で比較的安価、施工性性に優れているのが特徴です。スチールパーテーションと比較して、遮音性や耐火性では劣りますが、比較的短期間で施工でき、コストパフォーマンスに優れているため、オフィスや店舗など様々な場所で利用されています。
主な用途:オフィスや工場など、さまざまな場所に
メリット:
- 移設やレイアウト変更が容易
- カラー、デザインのバリエーションが豊富
デメリット:
- スチールパーティションに比べると遮音性は低い
- 同様に防火性、断熱性が低い
2. スチールパーティション

特徴:断熱性や防音性、耐久性に優れたパネル構造。工場や倉庫の事務所スペースなどにも多く採用されています。
主な用途:会議室、応接室、病院、工場、倉庫、バックヤードなど
メリット:
- 耐久性・安全性が高い
- 環境に応じたカスタマイズが可能
デメリット:
見た目が無機質になりやすい
3. ガラスパーティション

特徴:視覚的な開放感を演出しつつ、空間を仕切れるガラス製の間仕切り。透明感があり、高級感やスタイリッシュな印象を与えます。
主な用途:会議室、役員室、エントランス周りなど
メリット:
- 採光性とデザイン性が高い
- 視覚的に広く見える効果がある
デメリット:
プライバシー保護のためにはフィルム施工などが必要
コストは比較的高め
4. まとめ|パーティション選びがオフィスの価値を変える
オフィス内装におけるパーティション選びは、単なる「空間の仕切り」ではなく、企業文化、働き方、社員の快適性、そしてコスト管理にまで影響を与えるうります。

オフィスの間仕切り(パーティション)工事は、「コスト」「機能性」「デザイン」のバランスが重要です。間違った選定をすると、後から、「収納や倉庫スペースが足りない」「遮音性が低く集中できない」などの問題が発生し、追加費用がかかることもあります。
適切な種類・素材・デザインを選ぶことで、
- 生産性の向上
- スペース効率の最大化
- 将来のレイアウト変更への柔軟対応
- コスト削減と資産価値の最適化
といったさまざまなメリットが得られます。
間仕切.jpでは、専門メーカーであるアイピック株式会社が長年にわたり蓄積してきたノウハウを活かし、最適なパーティション選びのサポートをしています。施工事例の閲覧から現場調査、設計提案、施工管理までを一貫して対応。さらに、直販だからこそのコストパフォーマンスも魅力です。
「自社に最も適したパーティションを、無駄なく、賢く選びたい」とお考えの方は、ぜひ間仕切.jpをご活用ください。オフィス空間の質を高めるスタートのお役に立ちます。

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