目次
- 1.ローパーティションのメリット
- 2.ローパーティションのデメリット
- 3.ローパーティションがオフィスの機能性を向上
- 4.ローパーティションの高さの種類
- 5.ローパーティションを採用する際の注意点
- 6.ローパーティションの設置も間仕切.jpにお任せください
ローパーティションとは、オフィスや店舗などの空間内を仕切るための背の低いパーティションのことです。
天井までの高さのあるハイパーティションと比べて、人の視線を遮らずにスペースを区切ることができるため、オープンな空間を保ちつつ、プライバシーや集中力を保つことができます。
手軽な工具で連結できる簡単施工タイプで、最適なオフィス空間を実現できますので、利用者の数や組織体制の変更などに合わせてレイアウト変更も容易に行うことができます。
ローパーテーションの最大のメリットは、大掛かりな設置工事が不要で簡単に思い通りのレイアウトができることです。一度レイアウトを構築した後に従業員が増員されたり部門ごとの人員配置が変更されたとしても、レイアウトの変更が短時間、低価格で完成します。
ハイパーティションにローパーテーションを組み合わることで、業務効率の向上につながる機能性の高いワークスペースを創出します。
オフィス内装におけるローパーテーションのメリットとデメリットを説明します。
1.ローパーティションのメリット
- 「コミュニケーション」と「コラボレーション」:ローパーティションは、パーティションで仕切られた同僚とのコミュニケーションを促進します。近くにいる人と簡単に話すことができ、チームワークやプロジェクトの協力に適しています。
- 視覚的なプライバシー: ローパーテーションは、作業スペースを部分的に仕切ることもできるため、商談やミーティングなどで周囲の視線が入ってこない利点があります。これにより、オンライン商談など集中力を保ちやすくなります。
- 簡易的な設置と移動: ローパーテーションは置き型で、大掛かりなな工事が不要のため、設置や移動が容易で、レイアウト変更にも対応しやすいです。
2.ローパーティションのデメリット
1.防音性には欠ける: ローパーティションは防音効果がほとんどありません。隣の人の発する雑音が気になる可能性があるため、静かな作業環境を求める場合には注意が必要です。
2.他スタッフの在席のわかりずらさ: 一見では用事のある人が席にいるのかどうか分かりにくいため、個別スペースを確保する際には注意と工夫が必要です。
総括すると、ローパーティションはコミュニケーションを重視するオフィス環境や、簡易的な仕切りを求める場合に適しています。
一方で、防音性や視覚的なプライバシーを重視する場合は、ハイパーティションなど他の個室設置を検討する必要があります。
3.ローパーティションがオフィスの機能性を向上
日本のオフィスでは全体が見渡せてデスクとデスクとが接しているようなオープンタイプが主流でしたが、現在ではローティションで仕切るクローズタイプも定着しています。
オープンタイプのメリットとして、先輩や同僚が前後左右の視界にあり、困った時などにはすぐ声をかけて相談することができる点が挙げられます。また電話の取り次ぎの際、少し見渡せば在席しているかどうかが一目で分かることも、メリットのひとつでしょう。
逆にデメリットとして、周囲の人の表情や動きが自然に視界に入って来るので集中力がダウンしたり、隣の人の発する雑音が気になる点があります。
これらのデメリットを解消できるのが、施工型のハイパーティションに加えて、ローパーティションを設置したクローズデスクタイプのオフィスです。デスク周りはパーティションしか目に入らないので仕事に集中できます。また、近くの雑音も減らすことができます。
デメリットとして、用事のある人が席にいるのかどうか一見では分かり難い点があります。
しかし、課せられた仕事を個人が責任を持ってこなす方式の業務体系が主流となり、業務効率が優先されるようになってきた昨今では、クローズタイプのオフィスを選択肢に入れるのもひとつの手でしょう。
4.ローパーティションの高さの種類
ローパーティションは上部が天井まで届かず、床や天井に打ち付けて固定していないので簡単に設置や解体ができるメリットがあります。
費用と手間をかけずにオフィスを仕切りたい場合や、仕切った後も開放感を残したい場合に使われ、オフィスでもよく導入されています。
分解組立てが容易なのでワーキングスペース以外にも使用用途が多く、ミーティングスペースやエントランス、接客ルームにも使われます。
デスクと組み合わせて個人ごとに仕切るのであれば、床から高さが1メートルより少し低いくらいから、1.3メートルほどの低背タイプがあります。デスクの高さより30センチから50センチ高いので、座って仕事している時は周囲の物が視界に入らず集中でき、ちょっと首を伸ばせば周囲が見渡せるので孤立感はあまりありません。
もう少し高い、1.5メートルから1.9メートルほどのものもあります。この高さでデスクを一つずつ仕切ると少し圧迫感が出てしまいデメリットになるので、ミーティングスペースなどやや広いスペースに向いています。立つと周りが見渡せるが、会議中はプライバシーが確保できるため、ミーティングスペース自体が閉鎖的にならず、スペースを広く開放的に見せることができます。
高さが1.9メートル以上のローパーテーションは、普通の人が立っても周りを見渡すことはできません。しかし、このパーテーションを上手く組み合わせることで個室のような造りにできます。しかも壁ではなくあくまでも仕切りなので上部空間がオープンになっていて、火災報知機や電源、照明などの増設がほとんど不要です。しっかりとした間仕切りの部屋を確保したい一方、コストや手間をかけたくない場合に最適です。
5.ローパーティションを採用する際の注意点
ローパーティションを使ったオフィス創りで重要なことは、ゾーニングのレイアウト設計と動線設計です。
ゾーニング設計は、ワーキングスペースだけでなくミーティングルームやクローゼットの場所などの配置をオフィス全体を通して設計することです。応接室と受付など関連性の高いスペース間を隣接して配置するなどを考えます。
動線設計とは、オフィス内で社員が無駄なくスムーズに移動できるよう通路の配置や幅などを設計することです。
ローパーテーションはプライバシー面でのデメリットも考慮して、ある場所では低いタイプを使って人と人との接点を増やし、また別の場所では高いタイプを使って人目をできるだけ避けるようにするなど、場所や目的に合わせたサイズや仕様を選択しなければ、その機能性を教授できません。
6.ローパーティションの設置も間仕切.jpにお任せください
間仕切.jpでは、オフィスの開設・拡張に必要なものすべて取り扱っており、ワンストップでのご提供が可能です。
ローパーテーションの適切サイズや部材などの細かな点も、お客様のご要望を伺い丁寧にご説明させていただきます。オフィスレイアウトプランニングも無料で承ります。
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